毎年夏には猛暑日が増えて、熱中症になる人も増えているので話題になっています!
35℃以上の日とか暑すぎて外に出ることすら億劫になりますよね…
政府はこの気象状況と国民の健康を守るために「熱中症警戒アラート」を制定しました。
熱中症警報アラートは2022年から使われた言葉で、具体的にどのような気象条件なのか気になる人も多いでしょう。
この記事では、熱中症警戒アラートの基準や、お子さんの学校の対応など具体的な実例もご紹介します。
夏本番の8月になるので、最新情報をインプットしてください!
- 熱中症警戒アラートの基準
- 熱中症警戒アラートによる部活や学校の対応
- 熱中症警戒アラートとプールの関係性
- 熱中症予防の便利グッズ
熱中症警戒アラートの基準とは
暑さ指数とは…
暑さ指数は、気温・湿度・周囲の熱環境(日射・輻射など)の影響を取り入れた暑さを表す数値です。気温だけでなく湿度やその他の熱環境も考慮されているので、これまでよりも暑さの基準として正確と言えます。
過去の日本の気象状況における熱中症患者の発生が増える暑さ指数の基準は28以上となっており、熱中症警戒アラートはかなり熱中症になりやすい環境なので、絶対に注意が必要です!!
天気予報からの情報は気温に目がいきがちで、熱中症の危険がある状況を判断しづらかったと思います。
ちなみに暑さ指数は湿度の比重が大きく、汗をかいても体温が落ちづらい環境を反映しています
引用:Yahooニュース
私も嫁と天気予報を見て、今日も暑いんだね…!とはなるものの熱中症のリスクの話はあまりしませんでした…
環境省が新たに「熱中症警戒アラート」を制定したことで、今後は熱中症のリスクが高いことがわかるので予防・対策も取りやすいですね。
1歳の息子がいるのですが、子供は体温調整が苦手なので親が環境を加味して熱中症対策をしなくてはいけませんね!
では続いて学校や部活への影響もみていきましょう。
熱中症警戒アラートでの部活の影響
熱中症警戒アラートが出た場合での対応が環境省から発表されているので抜粋します。
暑さ指数31以上…
運動は原則禁止。特別の場合以外は運動は禁止する。特にこどもの場合は中止すべき。
暑さ指数28~30…
厳重警戒(激しい運動は中止)。熱中症のリスクが高いので激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。暑さに弱い人は運動を軽減または中止。
引用:学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き
熱中症警戒アラートは暑さ指数が33以上の時に発令となるので、ガイドライン的には運動は原則禁止となります。
しかし学校の方針次第なので、部活があるケースもあるでしょう!
部活がある場合は、特に水分と塩分のこまめに補給して運動することをお勧めします。
私は一度、脱水と熱中症を併発し救急車で搬送された経験があるので、暑さを甘くみてはいけません…!!
20代前半だったので快復したんですが、高齢者だったら死んでいたと医者に言われました…
部活への影響がわかったところで、学校としての対策をみていきましょう。
熱中症警戒アラートでの学校の対策
アラートの発表は、前日17時頃と当日朝5時頃の1日2回行われます。
つまりある程度は事前に当日の学校行事などの対応をとれる形になります。一般的な対応例もみてみましょう!
引用:学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き
子供たちに影響が大きいのが、体育と各種行事や部活動となるでしょう。
基本的には学校側で熱中症警戒アラートが出た際の対応をきめているので、気になる方は先生に確認すると正確な情報が入るはずです。
熱中症警戒アラートとプール開きへの影響
プールは水に入るので、暑さ指数が高い日でも問題ないように思いがちですが、水温が高い場合は入水できないケースもあります。
具体的には水温が33℃~34℃より高い場合は体温が下がらないリスクがあります
小学校や市民会館のプールは直射日光をもろに受けるイメージなので、水温も高くなりやすいです。
特に熱中症警戒アラートがでる場合は気温も湿度も高い日になるので、プールだからといって油断してはいけません。
プールに入れるかどうか?の判断は大人が行うので問題ないでしょうが、こまめに水分・塩分補給して自分の身を守りましょう!!
熱中症予防の便利グッズ
熱中症対策として、水分・塩分をこまめに補給することは基本ですがとても重要です。
特に運動をする場合などは大量の汗をかくことによって塩分が体内から無くなっていきます。そんなときのために前もってしっかり塩分チャージが必要です!
かならず汗を拭きとるために使用するタオルも「冷感タオル」がオススメです。
理由は、あっつい外でタオルも暑いと体が冷えないし、純粋に汗を拭いてもスッキリしないので冷感タオルが最適。
私も運動時や外出するときには普通のタオルではなく、冷感タオルを愛用しています
まとめ
・暑さ指数(WBGT)と呼ばれる指数が33を超える際に「熱中症警戒アラート」がでる!
・「熱中症警戒アラート」の発表は、前日17時頃と当日朝5時頃の1日2回行われます。
・学校の判断になるが、熱中症警戒アラートが出ると原則運動禁止となります。
・水温が高い場合は、プールに入れない場合もある。
この記事では熱中症警戒アラートの基準や学校・部活動などの対応についてお伝えしてきました。
暑さは万人にとって影響があって、ときには熱中症・脱水を併発して死に至るケースもあります…!!
そんな最悪な事態を予防・対策するには、塩分補給や冷感タオルの使用がおすすめなので、活用ください。
私も一度救急車で運ばれているので、人一倍気にしています。