ブレイキングダウンで個性を放つ森選手をご存知でしょうか。格闘技経験ゼロながら、喧嘩のみを武器に、独特の存在感で注目を集めています。自称「最強ニート」という異名を持ち、SNSでの危険な行動でも話題を呼んでいる人物です。本記事では、森選手の基本プロフィールや鶏肉生食騒動まで詳しくまとめました。
ブレイキングダウン森選手の基本プロフィール
森選手は1998年7月30日生まれで、長崎県の出身です。身長169cm、体重70〜75kg前後のウェルター級ファイターとして活動しており、格闘技の経験は一切ありません。喧嘩の経験のみで参戦を決めたという異色の経歴を持ちます。
自称最強ニートの異名
「自称最強ニート」という印象的な異名で知られる森選手は、フリーターとして生活しています。オーディション映像では「向選手」と呼ばれていた可能性があり、本名は向(むかい)ではないかとされていますが、リングネームは森として活動中です。
格闘技未経験からの挑戦
総合格闘技の経験が全くないにもかかわらず、ブレイキングダウンへの参戦を決意した森選手。人生のどん底にいた無職時代から這い上がるため、この舞台に挑むことを選びました。増量時にはペヤングを食べまくり、ウィダーゼリーを8本飲むという独特の方法を取っていたそうです。
ブレイキングダウンでの森選手の戦績
森選手の戦い方は、格闘技の技術ではなく喧嘩技術が中心となっています。非常に自信家で強気な性格が特徴的で、誰に対しても態度を崩さず、過激な言動から「ブレイキングダウン流の選手」と評されてきました。何が起こるかわからない空気感を持つファイターとして、強烈な印象を残しています。
BreakingDown9での樋口武大戦
初戦となったBreakingDown9では、樋口武大選手と対戦しました。結果は判定負け(0-4)に終わりましたが、格闘技経験者相手に善戦する姿を見せています。持ち前の身体能力とパワーでグラウンドでも粘りを発揮し、素人ながら存在感を示しました。
BreakingDown9.5井上力斗戦
BreakingDown9.5では井上力斗選手と対戦し、判定負け(0-3)という結果でした。試合序盤は右フック連打でペースを握る場面もありましたが、ダウンを奪われて敗北しています。前日の記者会見では井上選手の服を引きちぎるほど暴れ、試合前から話題を集めました。
BreakingDown10福井悠太戦
BreakingDown10では福井悠太選手と対戦し、KO(TKO)負けを喫しました。突っ込んだところを福井選手にクロスカウンターで捉えられ、ダウンを奪われて試合が止められています。この試合でも森選手の前のめりな戦闘スタイルが如実に表れる形となりました。
BreakingDown16外枦保尋斗との因縁対決
BreakingDown16での外枦保尋斗選手との対戦は、過去最大級の因縁の対決として注目を集めました。オーディションでは森選手が激怒し、大乱闘が発生しています。この対決の背景には、私生活に関わる深刻な問題が横たわっていました。
妻へのアプローチが引き金
因縁の発端は、外枦保選手が私生活で森選手の妻に直接DMや電話で連絡を取り、アプローチを試みたという森選手の主張でした。森選手は「俺の女に手を出すな」と激怒し、「絶対格闘技できない身体にしてやる」と強烈な挑発を行っています。
MMAベアナックルルールでの激闘
試合はMMAベアナックルルールで行われ、結果はフルマークの判定負け(0-5)でした。格闘技経験者との実力差が如実に表れる形となりましたが、森選手は最後まで戦い抜いています。試合内容よりも、その背景にあるドラマ性が多くの注目を集めました。
試合後の号泣と妻への愛情
試合後、朝倉海選手に対し「俺の土俵だったから。そこはマジで悔しいな」と吐露しました。目を腫らしながら「めっちゃ片目から涙が出てくるな…」と号泣し、「俺の嫁は世界で一番いい女」と妻への強い信頼と愛情を語る場面が印象的でした。
試合後も続く対立
森選手は試合後も外枦保選手に対して仕返しをすると決めていると発言し、「殺意がある」とまで述べています。リング上での決着では収まらない、強い感情が残る結果となりました。
森選手の鶏肉生食騒動の詳細
森選手は格闘技だけでなく、SNSでの危険な食行動でも度々話題を呼んでいます。2025年8月に起きた鶏肉生食騒動は、多くのファンや視聴者を心配させる出来事となりました。
値引き鶏肉を鳥刺しとして投稿
2025年8月29日、森選手はX(旧Twitter)を更新し、スーパーで購入した10%引きの値引きシールが貼られた「若どりももむね切りおとし」の写真を投稿しました。これらを「鳥刺しにして食べた。やっぱり刺身は最高だな!!」と報告し、大きな波紋を呼んでいます。
世間からの心配と批判の声
ユーザーからは「懲りてくれ」「ほんと危ない」「ガチで自殺行為」といった心配や批判の声が多数寄せられました。投稿後、Xの更新が1週間ほど途絶えたため、安否を心配する声が上がっています。森選手の無謀な行動に対する懸念は、ファンの間で広がりました。
8日後に無事を報告
騒動から約8日後の9月6日、YouTubeライブ配信で無事を報告しました。「普通に生きてるわ。入院も何もしてない」とし、「鶏肉は一度も当たったことないね。当たったのは牡蠣しかない」と語っています。更新が途絶えた理由はTikTokをしていたためと説明しました。
過去にも加熱用カキで入院
森選手は鶏肉生食騒動以前にも、食に関する危険な行動で話題を呼んでいました。消費期限切れの加熱調理用のカキを生食したとXに投稿し、病院送りとなった過去があります。この時は実際に体調を崩し、医療機関での処置が必要となりました。
胃腸炎で点滴治療
カキを生食した後、森選手は点滴を打っている自身の写真とともに「胃腸炎だった。次はちゃんと生食用のカキを食べる」と報告しています。この経験があったにもかかわらず、再び鶏肉で同様の危険な行動を取ったことが、多くの人々を驚かせました。食の安全に対する認識の甘さが懸念されています。
まとめ
ブレイキングダウンの森選手は、格闘技経験ゼロながら喧嘩技術と強烈なキャラクターで注目を集める異色のファイターです。試合での連敗が続く一方、妻への愛情を貫く姿勢や、SNSでの危険な食行動など、リング外でも話題を提供し続けています。今後も森選手の動向から目が離せません。

