線状降水帯が九州付近で発生し大雨をもたらしていることで話題になっています!
梅雨が明けたと思ったら、局所的に大雨があるから心配だよね…
ここ数年でゲリラ豪雨が増え、いきなり大雨となり道路が冠水したり川が氾濫する事態も増えています。
そんな豪雨をもたらす際に使われる「線状降水帯」とはどんなものか気になる人も多いでしょう。そんな言葉を聞いたのもここ数年と私は記憶しています。
そこでこの記事では「線状降水帯」の正体と特徴をわかりやすく解説します!
線状降水帯とは何かわかりやすく解説
引用:wikipedia
積乱雲とは…
強い上昇気流によって鉛直方向に著しく発達した雲。別名雷雲(らいうん/かみなりぐも)、入道雲。
積乱雲による天候…
雲の下では、激しい雨、時にはあられやひょうが降ることも。短時間で大量の雨を降らせて集中豪雨の原因ともなります。
*積乱雲の寿命は、基本的には数時間ほど。
積乱雲は本来数時間で消滅するので、ゲリラ豪雨で済むのですが線状降水帯では「積乱雲が連続して発生する」ことで数日にわたって豪雨が続きます。
だから大雨警報が発令されて避難を促す事態になるのね!
線状降水帯が発生するメカニズム
引用:ウェザーニュース
線状降水帯は積乱雲が連続して発生する条件が続くことで、数日間にわたって豪雨をもたらします。
具体的に線状降水帯が作られる条件を見てみましょう。
- 風の収束や地形効果などによって積乱雲ができる。その後に上空の風に流されてゆっくり移動。
- 移動した風上側で再度積乱雲が発生。またゆっくりと風下へ移動する。
- 上記の工程がひたすら続くことで、積乱雲が発生し流され続ける。
また線状降水帯という事象を理解し、気象庁が使いだしたのが2022年になってからです。*ちなみに22年7月までに4回速報を通知。
ニュースで線状降水帯の影響で…と聞けば数時間は大雨が続く覚悟をしましょう!
地域によっては、川の氾濫や土砂災害など命の危険もありうるので避難用品を必ず家に手配するべきです。
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線状降水帯ができやすい場所とは?
線状降水帯は積乱雲ができるなら、どこでも発生する可能性があります。
しかし特に西日本(九州と中四国)で発生しやすい傾向があります。
理由は、発生メカニズムにある暖かく湿った空気の流入とその空気が山や冷たい前線とぶつかる条件が西日本で起きやすいからです。
そもそも気温が西日本から九州にかけて高くなり、山も地域の特性があるからですね。
九州・西日本は台風も直撃しやすいし住む場所は少し考えた方が無難です
線状降水帯が増えた原因は?
そもそも線状降水帯なんて聞いたことない!
という声が挙がるのはよくわかります。
理由は、気象庁が大雨警報の要因として「線状降水帯」という言葉を22年から使い始めたからです。
近年大雨が増えた!という訳ではなく集中豪雨が数日にわたって続く現象を「線状降水帯」と呼びだしたのでよく耳にするようになっただけです。
ただし毎年気温は上がっており、数十年前と比べれば集中豪雨の機会は増えたいえます。
私は30歳を超えているのですが、子供の頃に真夏日と言われる日がここまで多い印象はありません。
高校野球をゴリゴリしていたので、毎日炎天下の下で激しい運動をしていましたが現在の真夏日に同様の運動をしたら死ぬんじゃないかと思いますねw
真夏日の対策としては、塩分補給や経口補水液がオススメです!
まとめ
・線状降水帯とは積乱雲が連続発生し、帯のように連なる状態
・集中豪雨が数日続く可能性があり、大雨の警報に使われる。
・日本全国どこでも起きるが、特に西日本~九州で多い。
・集中豪雨が増えた訳ではなく、気象庁が使いだしたから聞く機会が増えた。
この記事では線状降水帯とはなにか?わかりやすく解説してきました。
難しい言葉を使っていますが、集中豪雨がかなり長く続く状態を表現しているにすぎません。
時には災害に繋がるため、充分注意して備えるべきです!
ご家庭に災害用キットがない方や、高齢のご両親がいる家庭では備えておけば安心でしょう。
私も幼い子供が産まれてから家に常備するようにしています。オススメはコンパクトで充実セットのコチラ!